Skills

スキル

スキルは、AIエージェントへの指示をMarkdownファイル(SKILL.md)で定義する仕組みです。 メール作成、コードレビュー、翻訳など、繰り返し行うタスクをスキルとして定義し、 ワンクリックで実行できます。

スキルの作成

スキルはSKILL.mdという名前のMarkdownファイルです。 テキストエディタで作成し、Agentlyのスキルディレクトリに配置するだけで使えます。

スキルには3つのスコープがあります:

Global
~/.agently/skills/

すべてのワークスペースで利用可能。汎用的なスキル向け。

Workspace
~/.agently/workspaces/<name>/skills/

特定のワークスペースでのみ利用可能。プロジェクト固有のスキル向け。

Project
./SKILL.md(ローカルフォルダ内)

接続されたローカルフォルダ内のSKILL.mdを自動検出。チーム共有に最適。

SKILL.md フォーマット

SKILL.mdファイルは、YAMLフロントマターとMarkdown本文で構成されます。 フロントマターにはスキルのメタデータを、本文にはAIへの具体的な指示を記述します。

フロントマターの項目:

項目必須説明
name必須スキルの識別名
description必須スキルの説明(UI表示用)
icon任意絵文字アイコン
globs任意対象ファイルパターン(例: *.ts)
alwaysAllow任意自動承認するツール一覧
requiredSources任意必要なデータソース

サンプル: メール下書きスキル

---
name: email-draft
description: ビジネスメールの下書きを作成
icon: ✉️
alwaysAllow: [read_file, write_file]
requiredSources: [gmail]
---

あなたはビジネスメールの作成アシスタントです。

## ルール
1. 件名は簡潔に、本文は丁寧語で書く
2. 箇条書きを活用して読みやすくする
3. 送信先の名前が分かる場合は「〇〇様」で始める
4. 署名は自動で付与されるため不要

## 出力形式
件名: [件名]

[本文]

## トーン
- フォーマルだが堅すぎない
- 結論を先に述べる

スキルの共有

スキルはプレーンテキストのMarkdownファイルなので、さまざまな方法で共有できます:

  • 1.Gitリポジトリに含める — プロジェクトルートにSKILL.mdを配置すれば、チームメンバーがAgentlyでフォルダを接続した時点で自動検出されます。
  • 2.エクスポート/インポート — Agentlyのスキル画面から.mdファイルとしてエクスポートし、他のメンバーがインポートできます。
  • 3.共有フォルダ — Google DriveやDropboxの共有フォルダにスキルファイルを配置し、各メンバーがSourcesとして接続。

ベストプラクティス

  • 1つのスキルに1つのタスク。「コードレビュー」と「コミットメッセージ作成」は別スキルにする。
  • 具体的な出力例を含める。AIは具体例があると精度が大幅に向上します。
  • descriptionは短く。スキル選択UIで一覧表示されるため、スキャンしやすい説明に。
  • バージョン管理する。Gitリポジトリに入れて変更履歴を追跡。